哲学道場とは?
「哲学道場」は有志によって開催されている哲学の討論会です。現在は京都・東京(高円寺)・静岡(浜松)・愛知(名古屋)の四ヶ所でそれぞれほぼ毎月開催しています京都でほぼ毎月開催しており、愛知(名古屋)と長崎で詳細調整中です。なお静岡(浜松)は休止中で、東京(高円寺)での開催は第一期が終了しました。
形式としましては、毎回希望者が関心を寄せる話題についてレジュメを使用したプレゼンテーションを行ない、それについての質疑応答と自由な議論・討論・対話を四時間ほど交わすといふものです(2007年現在、時間帯はいづれの開催地でも原則13:00-17:00で、参加者それぞれの都合で途中入退出は可能です)。テーマは毎回読み切り形式で基本的に予備知識は一切要求しておりません(ですから都合のよいときに参加して頂けます)。従って、発表される方には逆に出来る限り分かり易い説明と説得力が求められます(さもなければ質問攻めに遭うことになるでしょう)。
なお参加・見学にあたっての費用ですが、2007年現在交通費はいずれの開催地でも自己負担、場所代は哲学道場高円寺と浜松哲学道場でそれぞれ数百円程度会場代を負担して頂くことになります(ただし、初めて参加される方は無料です)。京都哲学道場及び名古屋哲学道場では、長崎哲学道場では、今のところ場所代は発生していません。
哲学道場では随時参加者・見学者・発表者・協力者を募集しています。興味を持たれた方は是非管理人・深草お問合せまでお問合せ下さい。
当道場自体は知的な交流を行なうといった程度の無目的な集まりですし、参加されている方の目的も実際人それぞれですが、強いて当道場に参加するメリットを挙げれば以下の三点になるでしょう。
自分の議論の説得力を試せるまづ「自分の議論の説得力を試すことができる」について。当道場は特定の宗教や思想、哲学上の立場に与しているわけではないので、参加者の意見は常にバラバラで統一されていません。ですから、発表者は常に異なる立場の人から批判を受けることになりますし、発表者も同様に自分と異なる主張を持つ人を批判します。哲学道場ではこれが当たり前のことですので、哲学道場における主張は常に説得力が試されることになります。
また、日常生活においては余りにも詳細に論ずると相手によっては「しつこい」と思われたり、場の雰囲気を壊してしまうこともあるかもしれませんが、哲学道場では自分の立場を主張し、相手を説得するために大いに論じることができます。反論に屈せず、自己主張することによって討論は盛り上がるのです。
哲学について話せる次に「哲学について話すことができる」について。日本においては学問としての哲学や哲学史について話せる場所が少なく、哲学に関心がある人が各地に点々といるにもかかわらず彼(彼女)らが集まって気軽に交流できる場所がありません。当道場は「哲学に関心はあるが、なかなか周囲に議論相手が見つからない」といった方々のニーズに答え得るものです。そのため、当道場は読み切り形式という比較的参加し易い形態を採り、読み切り形式の弱点である「知識の蓄積が難しい」といふ側面を「発表」や「報告」を取り入れることでカバーしようと試みています。
自分の主張が発表できる第三に「自分の主張・自分の学説を発表し、生の議論の中で検討できる」について。ネット上で自らの「哲学」について発表される方はたくさんいますが、多くの人は批判してもらえず、他者からの批判を期待してネットで発表したにもかかわらず独り善がりな記述に終ってしまっているサイトが数多く見受けられます。しかし、当道場では発表テーマに制限を設けておりませんので、どなたでも自分の考え・自分の研究成果について発表して頂くことができます。また、それについて参加者各自の立場から賛成・反対、様々な立場からの意見をナマで聴くことが可能です。当道場で発表することによって、自分の発表に足りないところ(分かり易さ、説得力など)が明らかになるはずです。
また、ネット上のコミュニケーションにおいては、
といった問題点がありますが、当道場ではお互いに顔を見合わせながら議論を戦わせることができますから、これらの困難がないところで自分の実力を試すことが可能です。
以上、議論を試せる・哲学について話せる・発表できる、といふ三点から哲学道場の強みを解説しました。是非あなたも当道場で自分の知的限界に挑んでみて下さい。
【文責:哲学道場管理人・深草周】【改訂:2008年7月9日】